トップページ産業用大型発電設置に必要な面積

設置に必要な面積

太陽電池を設置する場合、おおよそ太陽電池容量を10倍した数値が必要な面積(m2)となります。詳しくは、下記の表を参考にしてください。

太陽電池の概算必要面積・重量

※太陽電池モジュール(195W)のサイズ・重量にて算出 ■必要面積
システム容量 必要枚数 傾斜屋根設置 壁面設置 陸屋根・地上設置
10kW 52枚 70m2 75m2 93m2
20kW 104枚 168m2 150m2 224m2
30kW 156枚 252m2 225m2 336m2
40kW 208枚 336m2 300m2 448m2
50kW 260枚 420m2 375m2 560m2
60kW 312枚 504m2 450m2 672m2
70kW 364枚 588m2 525m2 784m2
80kW 416枚 672m2 600m2 896m2
90kW 468枚 756m2 675m2 1008m2
100kW 520枚 840m2 750m2 1120m2
  • ※メンテナンススペースは含まれていますが、設置周囲のスペースは含まれておりません。
  • ※陸屋根・地上設置時は、太陽電池アレイの離隔を加味した数値となります。
■単位荷重・重量
システム容量 必要枚数 傾斜屋根設置 壁面設置 陸屋根・地上設置
単位荷重 約25kg/m2 約25kg/m2 約25kg/m2
10kW 52枚 70m2 75m2 93m2
20kW 104枚 168m2 150m2 224m2
30kW 156枚 252m2 225m2 336m2
40kW 208枚 336m2 300m2 448m2
50kW 260枚 420m2 375m2 560m2
60kW 312枚 504m2 450m2 672m2
70kW 364枚 588m2 525m2 784m2
80kW 416枚 672m2 600m2 896m2
90kW 468枚 756m2 675m2 1008m2
100kW 520枚 840m2 750m2 1120m2
  • ※陸屋根・地上設置時は、基礎重量を除く数値となります。
(ご注意)上記数値は、あくまでも目安値となります。

設置場所の一例

産業用太陽光発電とは10kW以上の太陽光発電システムのことを指しており、一定以上の面積があれば設置可能です。下記のように、工場・倉庫・事務所・敷地の有効活用として、太陽光発電システムの設置が急増しています。

工場

工場への設置は、広大な屋根スペースの有効活用だけでなく、工場立地法の改正による敷地の有効活用というメリットも期待できるようになりました。売電収入という直接的な利益だけでなく、環境問題への取り組みという企業イメージの向上にも貢献します。さらに、懸念されている電力不足へのリスク管理としても注目が高まっています。

倉庫

物品の安全な保管という倉庫が持つ本来の役割に加えて、その屋根の上にある広大なスペースに目を向けてみてはいかがでしょうか。それまでは利益に繋がることがなかったスペースが発電所となり、収益を獲得できるスペースへと変貌します。

事務所

事務所全体の電気に対する意識を改革する契機となるだけでなく、売電や直接的な収益、さらに節電という社会貢献も可能になります。地域の企業が率先して太 陽光発電という具体的な姿勢を示すことにより、企業イメージを向上するだけでなく地域全体の省エネ意識を高めるという大きなメリットも期待できます。

野立て設置

敷地内の空いたスペースを有効活用し、発電所にしたいというご要望を形にした施工事例です。いわゆるメガソーラー(大規模太陽光発電所)もこの方式を採用しており、全量買取制度を前提とした本格的な発電所設置に繋がります。

農地

該当の農地が都市計画法上の「市街化区域」であれば「農地法4条」もしくは「農地法5条」による届出をすることにより、特に問題が無ければ約1週間で届出の受理通知書が交付され、農地法による制約はなくなります。
※該当の農地が都市計画法上の「市街化調整区域」であれば、「農地法4条」もしくは「農地法5条」による許可の申請が必要となり、審査の期間も1ヶ月~2ヶ月と長く、問題があれば許可されないこともあります。

なお、太陽電池モジュールのみを設置する場合は、都市計画法上の「開発行為」に該当しないため、都道府県知事等への開発許可申請は必要ありませんが、モジュールに加えて「付帯設備」を設置する場合、その設備の内容や設置状況によっては開発許可申請が必要になる可能性があります。
※「事業用の太陽光発電設備を設置する」というような目的で農地を転用する場合は、第2種、もしくは第3種の農地でないと転用が認められません。

設置条件について

産業用太陽光発電システムは20年間維持可能な屋根や土地があれば設置可能です。
屋根や敷地の面積によって設置可能な発電容量が変わります。

屋根葺材・屋根仕上

■ストレート屋根

アパートなどに多く、一般にカラーベスト屋根などと呼ばれるスレート屋根。低圧システム(50kW未満)の設置に最適です。

設置に必要な面積の目安
傾斜屋根面積 システム容量
100m2 11kW
150m2 18kW
200m2 24kW
250m2 31kW

※設置可能な傾斜面の面積

■折板屋根

工場などに多い折板屋根。ほとんどのタイプに取付可能です。

設置に必要な面積の目安
屋根面積 システム容量
200m2 15kW
300m2 26kW
400m2 37kW
500m2 40kW

※水平設置の場合

■フラット屋根

マンションなどのコンクリート建築のフラット屋根においては、防水性の問題で屋根防水シートのリニューアル工事を同時に行なう必要があります。 建物リニューアル工事に合わせての設置をお勧めします。

設置に必要な面積の目安
屋根面積 システム容量
200m2 11kW
300m2 20kW
400m2 26kW
500m2 32kW

※傾斜角10度で設置した場合

※建物の屋上には空調設備など様々な施設があり、設置可能面積が限られるため、正確な設計・見積りには現地調査が必要となります。

省スペース化・軽量化が進んでいます

太陽光パネルのサイズに大きな差はなくなってきていますが、1枚あたりの発電量には違いがあります。発電効率の多いものを載せたほうが枚数が少なくて済み、省スペース・軽量です。
太陽光発電システムの設置場所にはさまざまなパターンがあり、設置できる場合が増えています。
省スペース化・軽量化を含め、めまぐるしい勢いで開発が進んでいますので、数年前に導入ができなかった方も、再度検討されてみてはいかがでしょうか。

産業用発電システムの構成の一例
お問い合わせはお気軽にどうぞ
お電話でのお問い合わせ

0120-48-0429 9:00~18:00(毎週水曜日を除く)

お問い合わせフォーム