今回、ご紹介するのは堺市南区のH様宅で設置して頂きました、シャープ太陽光発電システムとクラウド蓄電池システムの工事例です。前回もご紹介しましたクラウド蓄電池システムですが、やはり興味のある方は多く、これから設置される方はますます増えるでしょうね。

太陽光発電システムと蓄電池システムの設置工事は同時に行っていますので、屋根工事をしながら、電気の配線もして、という流れになっていきます。

シャープ　ブラックソーラーNQ-198AC×17枚で3.36ｋｗシステムとクラウド蓄電池システムです。

今回のポイントは、このクラウド蓄電池システムとシャープのHEMSについてです。クラウド蓄電池システムについては、前回のブログでも紹介しましたがシャープのHEMSはこの蓄電池と太陽光発電システムとを連携・制御する中核になる役割をします。

何だか良く分からないわと、声が聞こえてきそうなので、具体的にお話しますと、上の写真左の中継器が、タップから読み取ったコンセントの電気使用量を読み取ります。さらに太陽光発電で作った発電量情報や蓄電池の残量などの情報と併せて、シャープのクラウドサーバーへ情報を送ってくれます。これで、ご自宅の発電量と使用電力量、さらには蓄えている電気量までをトータルで管理し、電力不足や電力自由化が始まった時には、自動的に対応してくれる・・・と、なるわけです。

要するに、皆が平等に同じ電気代を当たり前のように使えていた時代は終わり、各家庭がそれぞれご自宅に合った電気の使用方法を考えて頂かないといけませんよ。って、事です。原発は停まり、再稼動の声もありますが、当面は火力発電に頼る事になっています。つまり、環境には良くないんですね。どちらを選ぶにしても・・です。クリーンなエネルギーの太陽光発電システムを導入する方が、メリットばかりじゃないでしょうか？もちろん、ご自宅により、向き不向きという事もありますので、一度は検討されてみるのもいいかもしれませんね。

今回のお客様も、そんな時代の先を読み取って導入して頂いたのだと思います。今後のデータのご協力などもよろしくお願い致します。